日本セラミックは、変わりゆく時代のニーズに先駆けた
「真価のある製品」を社会に納めることを通して、
人類、地球環境に貢献するべく邁進致します。

日本セラミックは、長年培ったセラミック技術をベースに、様々なセンサ・電子部品の開発、それら応用製品への展開を進め、創業当初から目指している「真価のある製品を社会に納め人類に貢献する」を経営方針として、世界各地に、安全、安心、快適環境を提供して参りました。今後はその活動をより一層発展させて、更なる価値創造を行い社会に貢献していくことを目標としております。

当社グループの製品は世界中のあらゆる分野、場所で使用され、社会、人々の生活に大きく役立っています。
例えば、自動車関係では、環境対応車向けのバッテリーやインバータ制御に欠かせない電流センサ、自動車の安全運転あるいは将来の自動運転に必要とされる障害物検知として、超音波センサが多く使用されています。また、居住空間においては、高い精度で侵入者を検知するセキュリティシステムや、人の存在を検知して省エネで快適な空間を創り出すエアコンや照明などの家電用品等、多岐にわたって赤外線センサが装着されています。
今後も、様々な企業、団体との共同開発、パートナシップを構築しながら、より良い製品を開発し、より多くの地域、分野の皆様に貢献できるように、共通価値の創造に取り組んでまいります。

私たちは、センサとその応用技術を進化、発展させ、環境、安全、安心をより確実で良いものとするべく、社会と価値を共創し持続的に成長していきます。

環境

地球環境をより良くするためのモノづくり。

現代の生活に車は欠かせません。しかし、従来のガソリン車は多くのNOx、COxを排出しており、大気汚染による健康被害、地球温暖化による環境破壊などの問題を引き起こしています。そのため、近年では、環境保全の観点から、電気自動車やハイブリッドカーが増加しています。これらの環境対応車に使用されるバッテリーやインバータの制御に、日本セラミックの電流センサが重要な役割を担っています。見えないところで地球環境の保全に貢献しているのです。

生活空間では、人が近づくと点灯するライト、人を検知すると自動で出力を変更するエアコンなどに赤外線センサが使用されており、電気の消し忘れによる電力消費の削減や、快適温度に制御することで省エネかつ快適な空間の提供を実現しています。

安全

移動手段として欠かせない車をより安全にするために。

身近で便利な移動手段の1つとして車は必需品ですが、一方で交通事故のリスクがあります。近年増加しているのが、ブレーキとアクセルの踏み間違いや駐車時の操作ミスによる事故です。車を動かすためには、必ず発進と停車をすることになりますが、そのような低速走行時の事故防止に超音波センサが大きく役立っています。

従来は障害物が近づいた場合に、音や表示で障害物の接近を知らせるシステムが主でしたが、最近では超音波センサとブレーキが連動した自動ブレーキシステムも広がりつつあり更に安全性が高まってきています。

安心

安心で快適な居住空間を作る。

夜間や外出時など人が居ない時でも、オフィスや家庭の安全を監視するのが、赤外線センサです。赤外線センサは、多くのセキュリティ監視システムに組み込まれ、不法侵入などの異常を素早く検知し、犯罪の未然防止につながっています。また、車用のセキュリティとしては超音波センサが使用されており、車上荒らしなどの抑止にも役立っています。

居住空間においては、人感センサや温度センサによりエアコンの風を快適温度に制御したり、人が近づくと自動で照明が点灯させたりと、小さなセンサが大きな力で人々の生活を安心・安全、便利で快適にしているのです。