投資家情報


 
 

株主の皆様にはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご支援とご協力にあずかり厚くお礼申し上げます。

さて、当社2015年12月期(平成27年1月1日〜平成27年12月31日)の営業の概況及び決算の状況をご報告申し上げます。

当連結会計年度の世界経済は、利上げが可能なほど米国経済が好調である半面、中国経済の急激な変調と、それに関係する欧州・アジア地域や資源国が影響を受け低迷しております。また、米国の利上げによる新興国からの資金退避などの影響も考えられることから不透明な状況となりました。国内においては企業の好調な業績や労働市場の安定化、インバウンド消費の増加など好調な部分があるものの、それらの影響が全体に広がってはおらず、家計消費支出の減少や、消費者物価指数の伸びも鈍化していることなど先行きは不透明であります。
この様な状況の中で当社グループでは、

イ.セキュリティ、家電向けセンサ製品の売上が増加しました。
ロ.LED照明製品は消費税増税の影響からの回復が遅れたことにより売上が減少しました。
ハ.円安に伴い外貨建ての売上高が円貨換算額で増加しました。
ニ.中国連結子会社である昆山日セラ電子器材有限公司において都市開発に伴う工場の一部売却を行うと共 に、採算性の悪化している上海日セラ磁性器材有限公司の生産活動を停止し、フェライト・コアの生産を 昆山日セラ電子器材有限公司に集約しました。

この様な活動と受注状況の結果、売上高は20,173百万円(前年同期比2.2%減)となりました。利益面におきましては、営業利益は売上の減少に伴い1,813百万円(前年同期比3.9%減)となりました。経常利益は、受取利息や為替差益により2,571百万円(前年同期比0.2%減)となりました。当期純利益は固定資産売却益の計上などにより1,724百万円(前年同期比5.6%増)となりました。

今後の経済見通しにつきましては、米国の景気拡大基調が続く見通しであることや、日本国内の消費回復や 欧州経済の回復期待など楽観的な要因があるものの、中国経済の減速感、値下げ要求や競争激化など当社を取 り巻く事業環境は引き続き厳しいものと判断しております。
その様な状況の中、当社グループでは、

イ.引き続き利用分野の拡大とシェア獲得のための営業活動及び製品開発を強化して参ります。
ロ.低コスト、高信頼性のセンサ新製品の開発と量産を進め拡販に努めます。
ハ.需要が見込まれる自動車安全用途、省エネ関連分野に対して品質の強化と安定した供給体制構築に努め ます。

株主の皆様におかれましては、何卒従来にも増してご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年2月
代表取締役社長 谷口真一
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